新潟市美術館「リフレッシュ・オープン・セレモニー」にてミニコンサートに参加しました

約11か月にわたる大規模改修工事を経て、新潟市美術館がリニューアルオープン。
開館40周年を記念し「リフレッシュ・オープン・セレモニー」が開催されました。

新潟市美術館外観
暑さはありますが、空は晩夏の兆し。
新潟市美術館記念セレモニーミニコンサートチラシ
ミニコンサートのかわらしいチラシ。

この日の美術館は満員。普段は静謐な館内ですが、企画展「ほぼせんてん」の開催や、建築史家の松隈洋氏の講演などもあり、お披露目の嬉しい賑わいがあちこちで感じられました。

この記念すべき式典にて、ミニコンサートが行われ、新潟Aフィルハーモニックから ヴァイオリン・廣川抄子、フルート&ピッコロ・金子由香利 が出演。ピアノには、新潟を拠点に活動し、以前の公演でも共演いただいた 斉藤晴海 さんを迎え、3名でのアンサンブルとなりました。

廣川氏のプチギャラリートーク

会場では、以下のプログラムをお届けしました。

  • エルガー《愛の挨拶》
  • イベール《間奏曲》
  • プーランク《愛の小径》
  • スーク《花束を手に》
  • サティ《ジュ・トゥ・ヴ》
バイオリニスト廣川抄子
フルート金子由香利
ピアニスト斉藤晴海

優美で幸福感に満ちた《愛の挨拶》からはじまり、続く《間奏曲》では軽快なリズムと異国の雰囲気が広がりました。
《愛の小径》では、ピアノの繊細な響きと切なさを帯びた旋律が印象深く、スーク《花束を手に》では穏やかな詩情が漂います。

最後は、美術館の設計者である前川國男氏が好んだと伝えられるサティ《ジュ・トゥ・ヴ》で締めくくられました。

新潟市美術館記念セレモニーでの室内楽の様子

美術館の大切な節目に音楽で彩りを添える機会をいただけたことを、心から光栄に思います。

暑さがまだ残る中でも、静かな美術館で絵画を眺めたり、音に耳を傾けることで、心にささやかな清涼や安らぎを感じていただけたなら嬉しく思います。

私たちの演奏が、ご来場の皆さまの小さな喜びや思い出となり、この日の音楽が美術館の新たな歩みに寄り添い、地域文化へとつながっていれば、とても幸いです。